March 21, 2017

(GMT) Cuba Libre

2017年3月19日に表題作をプレイしたのでその報告とか感想とかです。
「Cuba Libre」(キューバの自由)はGMT社が2013年に発売したゲームです。
キューバ革命を扱った内容となっており、フィデル・カストロによる7月26日運動、バティスタ政権、評議会、マフィアの4つの異なる陣営の戦いを扱っています。
プレイヤーは最大4人。各陣営を受け持ち、自分1人だけが勝利を目指すものです。

Cuba1


ゲームのコンポーネントは、木製のキューブや1枚打ち抜きのダイカットカウンター、コーティング加工済みのカードにハードボードという、豪華なユーロゲーム調になっています。
ですが、ゲームは正真正銘の闘争ゲームです。

このゲームはCOINシリーズの第2作目と銘打たれています。
COINとは、「counter-insurgency:対反乱作戦」を略した言葉で、政府などによるゲリラ、テロリストなどの反乱勢力などを鎮圧する作戦や行動を意味しています。

ゲーム中は、襲撃、報復、暗殺、テロ、誘拐、強要など様々な暴力行為がプレイヤーの選択肢として行われ、史実同様の混沌とした政情を作り出します。
そうした行為をゲームとして追体験することに抵抗がある人や、憤りを感じる人は、このゲームをプレイすることを避けるべきですし、これ以降の文章もお読みにならないほうが良いと思います。

Cuba Libre はCOINシリーズの第2作目にあたり、第1作目は「Andean Abyss」(アンデスの奈落)という作品でした。この作品は1990年台から2000年台初頭までのコロンビアにおける政情をゲーム化したもので、政府・共産系組織FARC・右翼系組織AUC・麻薬カルテルの4者が抗争を繰り広げるゲームです。

Cuba Libre以降もシリーズ作品は毎年のように発表され、第3作目はアフガニスタンを扱った「A Distant Plain」、第4作目はベトナム戦争を扱った「Fire in the Lake」、第5作目はアメリカ独立戦争の「Liberty or Death」、第6作目はガリア戦記を扱う「Falling Sky」となっています。

第7作目以降も準備されているようで、今後は、「Colonial Twilight: The French-Algerian War, 1954-62」や「Pendragon: The Fall of Roman Britain」「Gandhi : The Decolonization of British India, 1917–1947」などが出版される見込みです。

さて、紹介はこのぐらいにして実際のプレイについてお話したいと思います。
COINシリーズのプレイは実はそんなに面倒ではありません。

まず、ルール量ですが、英文でA4版2段組で16ページとか言うと、流石に、昼休みにハンバーガー片手に眺めて理解できる量ではありませんが、それでも夕食後2時間ほどで読み終わる量です。

また、ルールのうち半分くらいは、担当するプレイヤーがいない陣営を自動で担当するためのルールですので、全ての陣営をプレイヤーが担当するのであれば、それほどルール量は多くありません。

因みにクロノノーツゲームHPで、とてもしっかり和訳も公開されていますし、このフォルダにはカードの和訳も含まれているため、プレイi環境的には、至れり尽くせりです。
私は、各プレイヤー用のプレイエイドをルール和訳から切り貼りして作成し、使いました。けっこう便利だったのでおすすめです。

COINシリーズのプレイの骨格は以下のとおりです。

まず山札を1枚開きます。

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開いたカードには、各プレイヤーのプレイ順が書いてあります。
最初のプレイヤーAは、何か(作戦とかイベントとか)を行うか、パスするかを決めます。
次のプレイヤーBも、何か行うか、パスするかを決めます。
A・Bの2名がそれぞれ何かを行ったら、後のCとDはパスして終わり。
何かをしたA・B 2名は「1回休み」となります。

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そしたら、もう1枚山札を開いて
さっきパスしたプレイヤーCとDの2名が、何か行うか、パスするかを決めます。
C・D 2名が何かを行ったら、終わり。
C・D 2名は次は「1回休み」。
直前に「1回休み」だったA・B 2名は、次はプレイする資格を得ます。

そしたら、もう1枚山札を開いて・・・
という感じでゲームが進んでいきます。

プレイヤーが行う「何か(作戦とかイベントとか)」にはプレイヤーごとに違いが有り、「政府」には政府の手段、「ゲリラ」にはゲリラの手段があります。
それは手元のプレイエイドに全て書いてありますから、これらを駆使してゲームをしのいでいきます。、
その上で、それぞれプレイヤー毎に異なる勝利条件を目指すゲームなのです。

骨子は、だいたいこんなものです。結構簡単ですよね。
結構、さっさと進みます。
ゲーム中何かをするためには、リソースを払う必要がありますが、これが結構減るのが速いので、ターンによっては何もできないことも結構あります。
余計、さっさと進みます。

Cuba Libreはマップも小さく、マップ上のエリア数も限られているのでいきなりクライマックスも夢ではありませんから、とにかく展開が早いです。

3月例会の時は、口頭でインスト1時間、1ゲーム目はサドンデスがおき、1時間ほどで終了。2ゲーム目はじっくり最終番までプレイして2時間程度でした。

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それにしても、拙い私のインストを聴いて、ゲームを理解してくれ、このゲームに連続で2回もお付き合いしてくれる青森ゲーマーズネストメンバーの猛者(たんさん、むつさん、ハラさん)達に、改めて感謝です。お陰で、楽しくて濃い時間が過ごせました。

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どうもありがとう。これからもよろしくおねがいします。

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February 26, 2017

The Grizzled : At Your Orders!

2017年2月25日(土)青森ゲーマーズネスト2月例会に参加しましたのでその報告です。
当日は、私の希望ゲームの「The Grizzled : At Your Orders!」を遊びました。
4人で3度ほど遊びましたが、3度とも全員戦死しました。残念。あはは。

遊び方が間違っていたので、そのせいもあるかもしれませんが、おそらく3度とも標準的な難易度の「The Grizzled:For experienced players」を超える難易度ではなかった気がしますので、まあ正しいルールでも、どうだったかなぁという感じでした。

「The Grizzled」は国内通販店舗などで輸入販売されていないゲーム(私はヤフオクで落としました。)ですし、そのエクスパンションである「The Grizzled : At Your Orders!」はさらにオーナーが少ないでしょうから、今回の記事は、ほとんど誰の参考にもならないと思いますが、次回(これもあるのか?)のためにリマインドとして記します。

「The Grizzled : At Your Orders!」は、現在のところ、全文が和訳されているルールブックは公開されていなくて、HAL99さんのサイトに抄訳とカード訳が公開されています。

今回遊んだ時に間違えたのは、まずMission Cardです。
Mission Cardは、それぞれのカードの上の部分に小さな字でEasy-# Normal-# Hard-#と記されています。また、Easy-#のカードはカード名が白フチ、Normal-#カードはカード名がフチ無し、Hard-#カードはカード名が赤フチに記されています。

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これを、それぞれ遊びたい難易度レベルの、「The Classes : To learn how to play」か「The Grizzled:For experienced players」か「The Veteran:For daredevils」にあわせて、それぞれ指定の枚数をEasy/Normal/Hardごとにランダムに選び出し、合計12枚からなるMission Card のデッキを作って場に置き、これを使ってゲームをします。
当然、選ばれなかったカードはゲームでは使いません。

今回は3回とも36枚全部をシャッフルしてデッキとしてプレイしてしまいました。これは間違いですね。(確率的には、Easy/Normal/Hard各4枚ずつ選ぶThe Grizzledレベルと同じでした。)

次に各プレイヤーはコーヒーの描かれたサポートタイルを受け取りますが、右と左を1枚ずつ受け取ったあと、ランダムでもう1枚ひくことになっています。

今回は右タイルと左タイルと二人隣タイルの3種類を均等に1枚ずつ配っていましたので、ここも間違えてしまいました。本当ならセットアップの時点で、自分がサポートできない人や逆にサポートしやすい人ができる仕組みになっていた訳ですね。

また、正しいルールでは、スピーチトークンは撤退したプレイヤーの手札を捨て去ることができません。
これについては、特に意識せずにプレイしていましたが、今回ほとんどの場面で、撤退がほぼ同一周回で起こっていたので、あまり影響はなかったかと思いますが、ルール誤りがあったかもしれません。(インストは私がしたので、ホント申し訳ない。)

ミッション失敗時についても、誰かのサポートタイルが単独で数が多かった場合、Hard Knocksカード(赤稲妻)を1枚取り除けて、なおかつ、お守りも取り戻せるという処理をするのを忘れてました。ミッションに失敗したら特典無し的な処理をしていたので、ちょっと厳しかったかもしれません。

このルールを説明していれば、戦略的にミッションに失敗するリスクをとるというプレイングが選択できたかもしれません。そういう意味でも、各プレイヤーを窮屈にしたかもしれませんね。

次にターン終わりのモラルダウンの処理ですが、各プレイヤーの手札合計枚数か最低3枚をハト側へカードを移すという処理の時、「上限6枚」というのがあるのを忘れていました。
たしか、7枚ぐらい移したタイミングがあったと思うので、これはちゃんと説明するべきでした。

また、これもさっきと同じ事ですが、「上限6枚」というルールがあるということから、最初に配る手札をもう少し冒険するとか、要塞からの撤退のときカードを引いてミッションを廃棄するなど、プレイングの幅がもっと広がったかもしれません。うーん、悔しい。

正直、またプレイしたい。
しかし、どうしてこう、最初っから正しいルールで遊べないかなぁ。悲しい。

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January 23, 2017

(GJ)江戸幕府の黄昏

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2016年8月に続いて2回めの対戦でした。
1回目の対戦では、いたうさん倒幕派、わたしが佐幕派を担当し、結果は惨敗。

ゲーム自体は面白くプレイできましたが、いかんせん自分の中の幕末の知識が少なすぎて、これは是非とも幕末を勉強して、もう一度対戦したいと考えていたところでした。

さて、幕末の勉強に何か本を読もうと思いまして、なにかいいかなと選ぶことにしました。
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」あたりが無難かなとも思ったのですが、どうせなら佐幕派の人物も読んでみたいと思い、子母澤寛の「勝海舟」を読むことにしました。

「勝海舟」は全6巻で、最初の方は勝海舟のお父さんの勝小吉の話から始まります。読み始めた当初は「ちょっと、さかのぼり過ぎなのでは・・・」とも思ったんですけど、読んでみると、このあたりの話も結構泣けるいい話なんですよ、これが。

2巻目になると、いよいよ長崎の幕府海軍伝習所の話になり、勝海舟が動き出してきます。現在4巻目の大政奉還までしか読めてませんけど、幕末の知識がある程度自分の中にたまってきました。

というわけで、満を持しての第2戦目は、たんさん倒幕派、またもやわたしが佐幕派をプレイしました。

開始早々、第1ターンでいきなり「開国」することになり、ジョン万次郎はおろか、吉田松陰も、徳川家茂も出てこないという静かな幕開けになりました。
この影響で、鎖国段階での主要なイベントが発動せず、お互い地道に得点を稼ぐ展開とならざるを得ませんでした。
(その後も主要イベントは低調で、結局終盤まで高杉晋作も井伊直弼も坂本龍馬もでてきませんでした。)

序盤は得点カードのめぐり合わせで、たまたま佐幕派がリードできたものの、その後は雄藩を重点的に点で押さえていく倒幕派と、各藩を面で押さえて内紛で削っていく佐幕派の凌ぎ合いとなりました。

特に焦点となった藩は、長州ににらみの効く広島藩と、薩摩・土佐のかすがいになっている宇和島藩でした。

開国段階に入ると、倒幕側の雄藩に対するイベントカードには、なかなか強烈なイベントが多い気がします。
天狗党、薩英戦争、回天義挙、諸隊創設、海援隊、薩長同盟などなど、佐幕派のコツコツ貯めてきたなけなしの影響度が一発で吹き飛ぶようなイベントが目白押しです。

これに加えて、さらに「敬天愛人」のようなちょっと壊れ気味のイベントも加わっており、佐幕派のプレイングは拠点確保よりは複数の藩の連携を重視せざるを得ないと思います。

こうして、中盤以降は、列強介入レベルが上限に達し、政変(クーデター)の使えなくなった倒幕派が、ジリジリと点から面へと移行して、盤面を有利にすすめる中、佐幕派は相手イベントだらけの苦しい手札の中からなんとかポイントの多いカードをひねり出し、お互い内紛で影響力を削り合うという、シビれる展開になりました。

うんと頭を使って戦略を立てたあとは、乾坤一擲のダイス振りに一喜一憂するという、このゲームならではの醍醐味を味わうことができたと思います。毎ターン、あまりの緊張感で、ダイスを振る手が震えたほどです。

さらに、山札がリシャッフルされると、全ての得点カードがいつ出るかわからなくなり、お互い疑心暗鬼になっていきます。
例えば、先手番で東北に影響度を置かれると、「東北得点カードを持ってるのか?」と考えはじめ、これに対応しつつ、自分の握っている「南海道得点カード」のための仕込みもしなくちゃいけないという、絶対に落としてはいけない皿回し芸のような緊張感のうちにゲームが過ぎていきます。

終盤には、倒幕派が会津藩を中立化し水戸から倒幕の号令をかけ、東北を手中にしたかと思うと、佐幕派は長州を政変で支配下において中国を支配するという、あべこべな展開となりましたが、それはそれで楽しいものが有りました。(倒幕派が福井の松平春嶽を手なずければ、佐幕派は松平容保と見廻組で京都を押さえたり。)

最終ターンには、やはりコスパの高い九州での決戦となり、手番ごとにお互いの陣営にVPが傾くという、文字通りのシーソーゲームとなりましたが、佐幕派が一歩及ばず、2点差で敗北しました。
(しかしながら、最後の朝廷工作に成功していれば、勝つことはできなかったものの、点差無しの終了になっていたのです。惜しかった!)

今回は、カードイベントの内容やマップに書かれた各藩の影響度など、味わい尽くすこともでき、とても満足の行く対戦となりました。このゲームも、またもや末永く遊ぶことになりそうです。

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August 08, 2016

(ArclightGames)デッド・オブ・ウィンター 完全日本語版 最終回

前回までのあらすじ

戦闘ユニットとして数々のゾンビを屠ってきた彼らだったが、苦楽を共にした仲間たちから追放されてしまう。この別れは感情的な行き違いだったのか、それとも巧妙な罠だったのか。吹きすさぶ雪の中を彷徨う彼らには、もはや確かめる術はなかった。

彼らは彼らで生き延びるほかはない。そしてそれはたぶん、これまでの仲間を殺すことになってもだ。

実際のプレイで言うと、いたうさんの操る2人のキャラ、兵士と忍者(!)は追放されてしまいました。追放されると、これまでとは違うミッションが与えられます。その際、今までのミッションが記されたカードが明かされて、彼らが本当はどうだったのかが明かされます。

彼らが裏切り者だったかといえば、実はそうではありませんでした。
彼らは一点の曇りもなく、シロでした。

しかしだからといって、彼らが潔白の証明とともに仲間に戻れるかといえば、そうはなりません。
なぜなら、「追放された者」のミッションカードが新たに渡されるからです。

つまり、彼らはゲームにおける「勝利条件を異にする者」として、存在します。
それは、競合なのか、協力なのか、つまり「味方」なのか「敵」なのか、はっきりとは分かりません。
(私も含めて、追放者のミッションにどのような類のものが有るか把握していませんでした。)

私は、いたうさんを追放したことに、正直後悔を感じていました。
そして、いたうさんの新たなミッションが、我々のミッションの成功とぶつかるものではないことを祈ろうと思いました。希望的観測から、
「このまま、全員が勝利できる可能性が有るのではないか?」
一縷の望みに賭けようと思ったのです。

そして私の操る金髪美女ソフィーはそれを体現しようとしていました。

吹雪の向こうに人影が動くのを感じたソフィーは、仲間たちに動きを止めるよう手で合図をした。
ゾンビとは違う、しっかりした歩みはやがて、有効射程距離まで近づくと、しっかりと足場と作り銃を構えたまま止まる。すぐさま、ソフィーの横で海賊たちが銃を構える。
すると、ソフィーはその射線の中に自分の身を滑らせた。

「ねえ!兵隊さん。・・・・聞こえる?・・・昨日の友は今日の敵ってわけ?追放されたら、殺し合い?・・・あたし、ずっとゾンビと戦ってると思ってたけど、なんか違ったみたいね。ねえ!・・・聞こえる?」

銃声。ソフィーの足元の小石が砕けて飛び散る。

「・・・あたしたち、ゾンビを何体倒せばいいんだっけ。・・・それで、その後は今度は人間も殺すんだったっけ?・・・それで?その後は?あたしたちも殺したその後は?・・・一体誰を殺すの?自分自身でも殺すの?
・・・ねえ、それで満足?・・・みんなが死ねば満足なの?」

銃声。ソフィーの頬に真一文字に傷が走る。

「・・・なによ。満足に殺すこともできないの?・・・判ったわ。丸腰の女は打てないって?・・・じゃあ、あたしも構えてあげる。・・・そうしたら、あたしを殺すと良いよ。・・・ほら!」

ライフルを構えようとするソフィー。銃声。ソフィーの喉に穴が空く。放り投げられた人形のように道路にくずおれるソフィー。目を開いたままののソフィーの顔に雪が振りかかる。ソフィーはもう、まばたきをしない。

ソフィーと行動をともにしていたグループは建物の中に隠れる。図らずもソフィーは証明した。
彼らの殺意は本物だった。そして、彼らは殺しのプロだ。
まともにやりあうのは悲しい結果を生むだけだと知っているからだ。

暗転。

ゆっくり明転。字幕「2日後」

ソフィーとずっと共に戦ってきた海賊の独白が響く。

「ソフィーは信じたがっていた。人々の信頼を。・・・だが、この街の冬は、それをも凍りつかせてしまった。

2日後、本部にいた女性たちのうちに裏切り者が混ざっていたと聞いた。

また、ソフィーを殺した兵士と忍者は、この街をさまよい続けて死んだと聴いた。

何かに耐え切れなかったんだと誰かが言っていた。

それは、きっと、この冬の冷たさのせいだろう。」

・・・本部から運びだされる20体の検体。それらを運ぶ人々。その中にはソフィーが救い出した者も数多い。ソフィーのライフルを抱える海賊。海賊、空を見上げる。吹雪に煙る街全体のカットが次第に俯瞰していって、街の雪全体をを写す。それは、どこまでも続いている。
そして寂しげなピアノとともにエンドロール。

ッて感じでゲームが終わったのでした。
裏切り者は、ホントはハラボンさん操るお母さんキャラだったのでした。
最後は、いたうさんが新たな勝利条件(ゲームの登場人物の5人死亡)を満たすため、既に犠牲になっていた2名のキャラと、私の女性キャラと、自らの2名のキャラを死ぬまで街中を徘徊させるというプレイで幕を閉じました。
結果はいたうさんの勝ち。いやー、わからんもんですな。

いやー、ほんと、あとから考えてもドラマチックな幕切れだったなぁ。
面白かった。ほんとおもしろかった。ゲームでこんなに情景が浮かんだのは久しぶりでしたね。
それではまた!


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August 06, 2016

(ArclightGames)デッド・オブ・ウィンター 完全日本語版 その2

前回までのあらすじ
ゾンビを倒し、本部に検体として送るための数は順調に集まりつつあった。また、街での物資調達にともなって、次々と発見される生き残りの人々。

少しずつ大きくなるコミュニティは、この長く最悪な冬に、人々の結束の暖かさを思い出させるかのようだった。乏しい食料に耐えながらも、このミッションは平穏な終りが近づいていた筈だったが・・・。

不意に本部に兵士が現れる。ゾンビを倒して検体を集める班に属していた彼が、突然戻ってきた。
しかも戻ってきた理由をいくら問いただしても、はっきりした理由を言おうとしない。

何故なのか。疑問が疑惑へと舵を切ろうとしている。

という感じですかね。

ゲームプレイで言うと、ここでハルダカさんからいたうさんに、ある質問がされました。
「ゲームそろそろ終盤で、このままで行くとシナリオクリアできるはずなのに、何故にいたうさんはゾンビ刈りをやめて本部に帰ってきたの?」

これに対して、いたうさんは
「このままで行くとシナリオクリアなので、ちょっと本部でやりたいことが・・・」という答えでした。

ここでハルダカさんから「ひょっとして、このままだとシナリオをクリアしちゃうから、それはマズいというので、本部に帰ってきたのでは?・・・いたうさん、ひょっとして、あなた、裏切り者なのでは?」との疑惑が提示されます。

これに対し、いたうさんは即座に否定したものの、自分に変わる羊を差し出すことができませんでした。
ハラボンさん「あー、なるほど。」との反応で、即座にハルダカさんに同意しています。

これを見ていて、私は迷います。
どちらかが裏切り者だという可能性はある。ハルダカさんがいたうさんを追放したいのか、それとも本当にいたうさんが裏切り者なのか。正直、どちらだとも判断つきかねました。

しかし、自分は裏切り者ではないため、ゲームをこのまま続けていく必要が有ること、ハラボンさんがハルダカさんに同意していることから、多数派で居るためにはいたうさんを追放するしか無いことということで、私もハルダカさんに賛成することにしました。

運命の投票。
ます。
こうして、3対1でいたうさんの追放が決まりました。

そしていたうさんのミッションカードが明かされます。
結果はシロでした。いたうさんは裏切り者ではなかったのです。

本部の女性キャラに問いただされる兵士。
「何故、戻ってきたの?みんなの了解もなしに?」
「いや、オレはバリケードを・・・」

「バリケードなら十分あるわ。これ以上ゾンビが攻めてきても、今じゃこんなに人数もいるし。」
「いや、だから、オレはバリケードを・・・」

そして長い沈黙のあと、

「アタシには本部を守る義務がある。そして、本部は十分に守られている。不安な要素は何一つないわ。
・・・いいえ、違うわね。不安な要素は1つだけ。

・・・あなたよ。・・・あなただけが最も危険な要素の一つだわ。兵隊さん。
あなたがこの本部で何をしようとしているのかは知らないけど、あなたは、とにかく本部には必要ないわ。

そして、おそらく私達のチームにも必要ないのかも。・・・悪いけど、出て行ってもらえる?」

女の右手はまっすぐに出口を指差す。

「・・・そうかよ。検体も揃ったし、おれはもう用無しか。あー、出てってやるさ。・・・クソ。この冬は最悪だぜ。」
みんなに背を向けドアノブに手をかける兵士。

「・・・最後に言っておくがな、オレはシロだぜ。その証拠に、お前らを生かしておいてやるよ。・・・まあ、この次に会った時は、保証はしないがね。」

そして兵士は出て行った。
本部にいた避難民の表情には安堵の表情が戻る。しかし、兵士を追放した女には別の表情が浮かんでいた。

安堵とは違う別の表情、それは例えば、死体を見下ろすような暗い悦びの表情だった。

ここでブラックアウト。

そして次回予告。

「追放された兵士。それは誤った結論だったのか、それとも周到な策略だったのか。吹雪が唸りを上げるこの街で人々は更なる闘いを強いられる。限りなく続くゾンビの襲撃と、そして、かつて仲間だった者同士による悲しい罠。人々は吹雪の先に何を見つけようとするのか。

次回 デッドオブウインター最終話 「生き残りし者たち」

そして、この続きはまた今度書きます。

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August 04, 2016

(ArclightGames)デッド・オブ・ウィンター 完全日本語版

ちーすーたろかー、おまえのちーすーたろかー、我がしもべとなーるがいい。ちーすーたろかー。
こんばんはパパスです。

表題作をしばらく前に青森ゲーマーズネスト例会でプレイしました。
いやー、ため息が出るほど面白いセッションでした。

このゲームとプレイした面子がもー、このゲームにピッタリで、随所に「分かってる」感が溢れ出ていて、ゾンビものの海外ドラマを1クール見終わった時のような満足感、そしてなんとも言えない終了時の雰囲気。
いやー面白かったんですわー。

ゲームはプレイヤー全員が協力し、ゾンビだらけの街で生き延びることができるかっていうゲーム。「でも、たまに、プレイヤーの皮を被った裏切り者がいるかもしれないから、気をつけて。」とかなんとか書いてある。裏切り者はいるかもしれないし、いないかもしれない、という感じなんだそうだ。

ゲームシナリオは、ゾンビを20匹(だったか)倒して、検体としてワクチン研究者に送るというもの。

最初はね、順調にゾンビを狩ってはアイテムを手に入れて、ゴミちゃんと捨てて、交通事故にも合わずに、みんな仲良く目的を着々とこなしていったんですよ。
アグレッシブなプレイングが特徴的ないたうさんは、戦闘力の高そうな男性キャラの二人(兵士と忍者)を操りゾンビを消し飛ばします。
温厚なハラボンさんは、女性キャラ2名でせっせとゴミ掃除などの地味な役割を進んで引き受けていました。
物語を追い求めるハルダカさんはバットを持った元警察署長と愛犬のほのぼのコンビ。
初参戦のわたしは、金髪の元気良さそうな金髪のおねーさんと曰く有りげな海賊のコンビ。

序盤に、ハルダカさんの警察署長がゾンビに噛まれて死んでしまいますが、かえってそれがみんなに生き延びるための結束を促すというドラマチックな展開に。
警察署で武器を漁っていた私は、狙撃銃を手に入れ、毎ターン、ゾンビを屠り続けました。しばらくして薬局やガソリンスタンドに移ってガソリンやら、隠れていた生存者を発見し、本部に連れ帰ったりしました。もちろん味方全員の勝利を信じて。

そしてゲームも終番になると、全員の目標達成が見えてきました。と言うかほぼ確定しかけたタイミングでした。

「これは勝ったよね」
誰もが確信した矢先です。12話完結のドラマで言えば第10話のラストあたりでしょうか。

ここで、戦闘力に秀でたいたうさんのキャラがちょっと微妙な動きをします。
さっきまで順調にゾンビを倒せていて、このまま倒し続ければ勝利条件を満たせるはずなのに、何故か1名の兵士キャラが本部へ戻ってきたのです。

日も沈み薄暗くなった本部に合図のノックが響く。聞き慣れたノックの符牒に、ハラボンさんの女性キャラがドアを少し開ける。すると、そこに素早く差し込まれる雪に濡れた兵士の靴。

「・・・入れてくれ。」と兵士。
「・・・?どうしたの?怪我?みんなは?」と怪訝な表情の女性。
「怪我はない。・・・他の奴らには会わなかった。・・・とにかく入れてくれ。寒いんだ。」
そうして、扉を押し開き、中に入ってくる兵士。

「・・・ああ、ここは温かいな。オレはずっと外に居たからな。・・・ああ、そうだ。バリケードを作らなきゃな。」
「え?どうしたの急に?・・・ねえ、検体は集まったの?みんなも帰ってくるの?」
「・・・あ、ああ。たぶん、もうそろそろ帰ってくるよ。・・・いや、どうかな。帰ってこないかも。」
「・・・ああ、そう。」怪訝な表情の女性。

女性の顔のアップから右目にクローズアップ。その目がゆっくりと疑惑に歪んでいく。
ここでブラックアウト。そして次回予告。

「増え続ける検体。次々と発見される生き残りの人々。乏しい食料に耐えながらも、このミッションは平穏な終りが近づいていた筈だったが・・・。
・・・不意に本部に現れた兵士によって、仲間達の心に一つの黒い可能性が芽生えだす。
そしてそれは抑えきれないほど大きくなり・・・。

次回 デッドオブウインター第11話 「裏切り」

みたいな感じになったんですよ。
正直ゾクゾクしましたね。

そして、この続きはまた今度書きます。

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February 29, 2016

青森ゲーマーズネスト2月例会報告(その3)

最後は「ウイスキー」からブートレガーズ

Boot4
大きな箱にはハードボイルドな香りがしますね。

Boot1
私が担当したランデルス一味の皆さん。みんなトレンチコートにマシンガンを持っている方々。

Boot2
これが密造酒を運ぶトラック。屋根の数字分だけ積載できる。

Boot3
ゲームにはゲームマネーが付いているが、大ぶりで取り回ししにくそうだったのでチップを使って遊びました。これでも雰囲気はありますね。

禁酒法時代のウイスキーはついつい楽しい気分になりました。
密造酒を運ぶトラックがスゴイ。雰囲気たっぷりにロールプレイができそうです。

どれもこれも見たこともないゲームばかりで、ほんとに楽しかった。
今回3人だけだったけど、次回はもっと集まると良いな!

現場からパパスがお伝えしました。

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青森ゲーマーズネスト2月例会報告(その2)

次に遊んだのは、「ワイン」からヴィニョス。

Vn2
これは個人ボード。上にぶどうの畑を作り、下はワインを貯めておくところ。貯蔵庫を作るとあたくさんのワインを長く保存でき、価値を上げることができる。

Vn3
これがゲームボード。いろんなことができるが、ゲームはとても短い。のんびりしていたらワインがダメになってしまうからかもしれない。

Vn4
ワイン樽。これをあちこちにおいて得点する。品評会に出す、レストランに下ろす、輸出する、批評家に鼻薬を嗅がせる、銀行で投資する、フリーのアクションをするとか、ホントにいろんなことができます。

昼食(リアル)を挟んで、次は「コーヒー」からカフェ・メランジ

Cafe1
プレイヤーは有名な喫茶店のウェイターになって、自分に馴染みの客を有名人を相席させたりして点数を稼ぐゲーム。これは自分の駒と自分のなじみ客。タイルのイラストはかなり好み。

Cafe2
これが有名な喫茶店カフェメランジ。既に有名人が席についています。フロイトやマーラーなんかがいました。

Cafe3
手持ちのカードを出すことで条件を絞り込んで、有名人や自分の客を席につかせることができる。

Cafe4
だんだん席が埋まってきたらゲームオーバー。

Cafe5
登場する有名人の方々。中には相席させると点数がマイナスになる御仁も。

Cafe6
パッケージ近影。
シャレオツゲー。

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青森ゲーマーズネスト2月例会報告(その1)

今月も七戸南公民館で開催しました例会の様子をお伝えします。
今月はむつさんの日ということで、むつさんのやりたいゲームをやりました。
むつさんのコレクションの中から、「飲み物」というテーマでチョイスしていただいて、次々とゲームしましたよ。

まずは、「紅茶」から、ダージリンというゲーム。

Dj1

得点板と水色のところは紅茶の値段表。新しく出荷したお茶は値段が高くなる設定。

Dj2

自分の出荷コマ。タイルを組み合わせて正方形が1個できたら、街に運んで値段表のところの船にのせる。

Dj3

自分の駒を動かして出荷するためのタイルをひろうゲームボード。この形は中国の形。

Dj5

自分の駒は前と左右に進める。コストを払えば後ろにも進める。

Dj6

このまま行くと青の人は4×3で12点もらえる。緑の人は2点。因みに私は黄色。

Dj7

この形はセイロンだったかな。あと、インドの形でプレイすることもできるよ
面白いゲームで、2回もプレイしました。

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January 18, 2016

青森ゲーマーズネスト1月例会報告

昨日、2016年1月の青森ゲーマーズネスト1月例会を開催しましたので、その報告です。
8名の参加があり、1月はたんさんの日ということで、たんさんの希望ゲームが優先的にプレーされました。

私は、会場到着後、早速ハラさんと(GMT) Twilight Struggleトをプレイしました。
USを担当し、第7ターンにヨーロッパをコントロールされてサドンデス負けを喫しました。

でも、おもしろかったです。
USだったので、とにかく敵に離されないようについていくこと。
USSRカードは潰していくこと。
ちょっとした有利を見つけ出して少しずつ点数を稼いでいくこと。
を心がけてプレーしました。

核戦争にならないように、どの地域でも点差を離されないように、宇宙開発にも心を砕き、あっちもこっちも気を使う、まるで全世界の皿回し大会のようでした。・・・いつもより、多めに回しています!
ホント、お正月っぽくて良かったです。

でも、いつの間にか一番大事なヨーロッパの皿を落としてしまって、ちょっと残念でしたが、やっぱりこのゲームは面白いと、またもや確認できて本当に良かった。
また何度でも、プレイしたいです。

Ts1


その他のゲームとしては、ゲームジャーナル56号 江戸幕府の黄昏、ナショナルエコノミー、デウス、カヴェルナ、バックギャモン、バトルライン、ブレーメンズ、チャオチャオなどがプレイされていました。

参加人数が8名と多かったことも有り、場所代が1名450円だったのも色んな意味で嬉しかったです。
ご参加いただいた皆さん!楽しかったです。また是非とも遊びましょう。

(ハラさん、勝ち逃げは良くないコトですから、もう一度私と遊んで下さい。よろしくです。)

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