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February 20, 2018

青森ゲーマーズネスト2018年2月例会報告

2月の青森ゲーマーズネスト(七戸会)で遊んできたので、例会報告です。

今月は例会直前に降雪があり、また風邪のシーズンでもあったことから、割とこぢんまりと3人の参加でした。
まあでも、3人いればボードゲームには十分なわけで、朝から夕方まで一日中ゲームをして楽しみました。

青森ゲーマーズネストでは例会毎に参加者の中からホストを決めて、ホストの望むゲームを可能な限りプレーすることにしています。

今回の例会はいたうさんがホストの日でしたので、ホストのプレイしたいゲームを最優先に遊んできました。
ツイッターでも発表がありましたが、グレート・ウェスタン・トレイル、エスノス、ロンドン第2版、キャピタル・ラックスで遊びました。

趣味人が自由にできる時間やお金や体力については限りがありまして、個人ではどうしても資源を割り振れなかったゲーム等を遊ばせてもらえるのはホントに新鮮でありがたいです。

ホスト役の人はやりたいゲームをチョイスしているわけで、やる気充分で意気揚々とインストしてくれますし、ゲスト側としては興味はあっても手に取れなかったゲームで遊べたり、知らなかったゲームを紹介してもらえるのですから、これはもう楽しくないわけがありません。

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さて、グレート・ウェスタン・トレイルは、大きな箱に入っていて、コマやカードもたくさん使う賑やかなゲームでした。
牛を集めてカンザスに運び、そこから遠くの街まで牛を売るというゲームでした。基本的には駒を進めるゲームです。

手番になったら人コマを3マスまで進めます。ダイスは使いません。そして止まったマスに書いてあることをします。マスにはプレイヤーにとって少しだけ「お得」なことが書いてあります。
こうしてプレイヤーは少しずつ「お得」を集めていって、一番点数を取った人の勝ちというわけです。

このゲームでは、一番大事にしなければならないことは、たぶんお金と時間です。
お金で買い物をし、それを効果的に使うとそれによってさらにお金がを増え、点数を獲得できるようになっています。

でも、収入を増やさずに別なことをしたり、お金を貯めたりばかりしていると、やがて訪れる決算期毎に減点されるようになっています。
そうならないように、お金を使って、牛を集め、建物を建て、汽車を動かす必要があるようです。

とかなんとか書いてますが、当の私は、汽車を遠くへ動かせば動かすほど、遠くへ牛を出荷できると勘違いしていたため、序盤で出遅れました。
更に勝利得点計算の方法をよく聞いていなかったため、終盤はトンチンカンなプレイとなり、惨憺たる結果でした。

まずはお金。お金ができたら牛を買う。これが基本線ですね。

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エスノスは、指輪物語のボードゲーム” War of the Ring “ のイラストレーターがカードイラストを書いているという、ファンタジー世界をモチーフにしたゲームです。

ボード上の6つの地域でそれぞれ1位を争うゲームです。手番で行うことは、カードを引くか、カードを出して地域に影響力を置くかの2択を繰り返すという簡単なもの。

このゲームで大事なのは、前半はともかく、後半は地域のマジョリティを競り合い続けることです。
エリアマジョリティのゲームで、各プレイヤーに固有の特殊能力がないという簡素なシステムであることから、後半は互いに争うプレイヤーより僅差で勝ちを狙っていくことが最も大事だろうと思います。

前半の決算時点で、各地域での争いでトップにいるプレイヤーから点数をもぎ取っていくことがゲームの肝になるわけですが、この時、2位と3位のプレイヤーはそれぞれ別の地域で1位を目指す必要があります。
互いに注力する地域がトップでない別のプレイヤーとカブるとマズいわけです。

ボード全体の複数の地域上の点数をできるだけ平らなバリューで分け合うようにするには、どうするかを考えるべきですね。

とかなんとか書いてますが、当の私はゲーム前半で早速マジョリティ争いに置いて行かれてしまい、後半は誰とも争わずに手札構成で点数を稼ぐ路線に変更し、結局これまた惨敗しました。

ゲームの作りとして、後半ほどマジョリティ争いの点数が高くなっており、どんなに苦しくてもこれに加わらなければならないのに、この流れに逆行してのプレイでは、勝負も覚束ないのは自明のことでした。

このゲームはプレイヤーの力が均衡していればいるほどヒリヒリするゲームだと思いますので、実力が均衡している人同士のプレイングは非常に面白いと思います。

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ロンドン第2版は、大火で荒廃したロンドンを建築家になって復興させていこうというゲームです。

プレイはカードを出してお金を得て、それを元手に勝利点を得るというもの。
でも、お金を得ると貧困(黒マーカー)を受け取るというちょっと変わったルールがついてます。

この貧困は勝利点を食いつぶしてしまいます。
しかし、お金では直接貧困を取り除くことができないのです。
貧困を除くには、お金を稼いでそれを使って建物や土地を買い、それらを活性化させてようやく貧困を取り除くことができます。

こうした手間ひまがかかる資源が登場するゲームって、その資源がゲームの鍵を握っていることが多いですよね。

さて、手番は単純だし、引いた手札でどうするかを決めていくゲームなので、素直に手札に従ってプレイしていきました。
途中、偶然にも貧困(黒マーカー)を解消するコンボが見つかりまして、これで私は貧困を撲滅させてしまいました。

本来、貧困と勝利点のバランスを考えるゲームのような気がします。
効率よく勝利点を稼ぐ方法は、ほぼ同じ速度で貧困(マイナス勝利点)も集めてしまうため、他のプレイヤーがどこまで進むかを横目で見ながらアクセルやブレーキを踏んだりするゲームなのかなと思います。

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最後はキャピタル・ラックスというゲームで遊びました。
寡聞にして初めて聞くゲームで、全く知らなかったのですが、あれこれ考えるところが多いカードゲームで途中何度も「なるほど」と唸らされました。

イラストが子供の頃に読んだSF小説の表紙みたいで懐かしい感じもします。

ゲームは、ドラフトで手札を整えた後、手札を場に出すことで行われます。
場は2つ有り、1つはプレイヤー全員に影響する場で、もう一つはプレイヤー本人の場です。
この2つの場の相関によって各プレイヤーに点数が割り振られるというゲームです。

手札をドラフトで作るため、プレイに登場するほとんどのカードを把握しつつゲームが始まります。
ゲームの展開が、自分が予想したような展開になれば、自分に点数が入るし、隠された(数少ない)情報により展開を読み切れなければ相手に点数をさらわれるという、結構シビアなゲームでした。

手番になったらカード1枚を場に出すだけなのですが、そもそも共通の場か自分の場のどちらに出すのか悩みますし、さらに相手の得点を妨害するのか自分の得点を伸ばすのかで、結構悩みます。
ラウンドが進むとドラフトの時の記憶もあやふやになってきて頭がぐるぐるします。

案の定、頭がぐるぐるしたままプレイした私は、この日安定の最下位。
ケアレスミスだらけで、自分のシナリオを忘れてしまったり、「諦めたらそこで終わり」を絵に描いたようなプレイングで、他の参加者に申し訳がないという感じでしたね。

こんな感じで、一日中ボードゲームで遊んできたのでした。気がついたら朝日が差し込んでいた部屋の外が暗くなっていて、時間がぎゅっとシュリンクしてしまったように感じる1日でした。
例会参加のいたうさん、むつさん、また遊んで下さい。とても楽しい1日でした。

いやーボードゲームって本当に良いものですね。それではまた来月、御一緒に楽しみましょう。

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February 01, 2018

GJ65号 薔薇戦争

薔薇戦争といえば、リチャード3世の有名なセリフ

「馬だ、馬をよこせ!馬をよこせば王国をくれてやる。」

ですよね。(って本誌の漫画に書いてありました。)

今回のゲームジャーナルの付録は池田康隆氏デザインの薔薇戦争です。
池田さんのファンである私としては、これはぜひ遊んでみないといけないってことで、ソロプレイしてみました。

ルールはA4版2段組で僅か4ページしかありません。いいね。
しかも、往年の「太平記」システム。
「太平記」は、以前のAGN例会でふなきさんに教えてもらったから、経験済み。

初期配置を終えて早速遊んでみた。

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初期配置の様子。
ランカスター家(赤バラ)は6コマ(写真の上方にもう1コマある)、ヨーク家(白バラ)は4コマ。

コマについて少し書くと、
赤駒はランカスター譜代、青駒はヨーク譜代の駒。緑はどっちに味方にもなりうる貴族駒。

駒の真ん中の星は偉さを表し、3つ星は偉くて、1つ星は偉くない。
左下の数字は駒の強さ(武勇)。右下の数字は戦闘の時振るダイスの数(指揮力)。
どっちも数が大きければ有能。

赤バラの当主は初期配置の時は錯乱してて、役立たずの0-3になってる。
対する白バラの首領は2-8と超優秀。

序盤は、白バラが優勢で、赤バラ共をロンドンから追い出して、グイグイ押す展開となったが・・・


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緑貴族部隊が大半の白バラは、赤バラの星3つたちに襲いかかった途端、みんなコロリと寝返りまして、あっという間に白バラがロンドンで包囲され倒されてしまう事態になってしまいました。


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その後はゲームが一気に赤バラに傾き、ゴリゴリと各地を占領して領土が拡大。
またゲームの進行に伴って、次々と各地の貴族が参戦し、マップが混んできました。

毎ターン貴族駒をくじ引きみたいに引いてくるんですけど、順調に赤バラは引ける一方で白バラはぜんぜん有力な譜代駒が引けず、ジリ貧に。

そうこうしている間にマップが貴族の駒でいっぱいになってしまいました。
そして、それらにつける兵力駒がだんだん足りなくなり、遂に7ターン目に兵力駒がなくなってしまいました。


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テストプレイもしているはずで、雑誌付録とは言え、おそらくコマも過不足なく入っているはずなので、駒が足りないとか言う展開になると、どこかルールを間違えてプレイしているか、あるいはプレーの仕方が余程マズイかどっちかなので、ここでソロプレイを終了しました。

あの展開になったら、もっと強気で容赦なく赤バラが戦闘仕掛けていくべきなんだろうなとか思います。
ホントかどうかは分かりませんけど。

結構楽しいゲームでした。
とくに序盤はパズルみたいにうんと考えた後、貴族のチット引きで一喜一憂みたいなところが面白かったなあ。

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