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December 28, 2012

(RAV)ザーガランド

有名なグリム童話がゲームに・・・。ふーん、でも、これ、子供向けでしょ。
だいたい、童話がシビアなゲームになるはずないし・・・

いやいやいやいや。
結構しびれるゲームでしたよ。さすがにランドルフ、良いツボついてくるわ。
面白かったし、盛り上がった。
記憶要素は子供がすんごい強いので、大人と対等に張り合えるしね。
これ、今年の正月のゲームに決定。

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December 27, 2012

(Lookout/HJ)アグリコラ

いやぁ、買ってしまいました。
(いまごろ?とかいわないで。)

BGGで、(GMT)トワイライトストラグルとともに、上位にランクインし続ける本作は、買っておいて損はナイでしょう。というのが主な購入の動機だが、そんなことを書きたいわけじゃなくて、この品の値段についてちょっと書きたい。

このゲーム、定価で買うと8,925円(税込)だ。これは、ちょっと高級品。でも、駿河屋では6,500円で売っていた。しかも送料無料だった。まるっと2,425円も得しちゃったよ。2,425円というと、ちょっとしたカードゲームならもう一つ買える金額だ。コレには参ってしまった。(それとも、この作品はもうすでに国内ではダブついてきてるんだろうか?)

このボードゲームの値引き、これまで、専門店が少しづつサービスを充実させてきたこのジャンルにとって、大丈夫なんだろうか。自分は消費者ですから、品物やサービスが似たり寄ったりなら、安いほうを買うわけで・・・、でもこうした価格競争の末、これまでの専門店が営業をやめてしまい、併せて善意で公開されてきたゲームルールの和訳がネットで手に入りにくくなる事態も避けたいし。そうなることでボードゲームのジャンルが衰退するのもやだ。

老舗の先行店には何かこう、んー・・・が、がんばってもらいたいものだ。
(そう思うんなら、こんな記事を書くべきじゃない気もしてきた・・・。)


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December 05, 2012

(I was game)Vorpals

というわけで、3ゲーム目は、(I was game)Vorpalsをプレイしました。

1ゲーム目はインストも兼ねつつのお試しプレイ。

ユニットカード5枚1パックとしてドラフトピックして、ユニット配置に金を払って、戦争して、生産ユニットを入手して、得点を得て、ユニットを再配置して、1ラウンド終了。4ラウンドまわして、勝利点が一番大きい人の勝ちというゲーム。

勝利点は戦争でも生産でもユニット再配置でも手に入ります。
どの辺に戦略の重点を置くかでユニットカードのピックが決まってきます。

私はまずは戦争での勝利点獲得を狙ってみました。
となれば、ユニットカードの戦力の高いものをピックします。

1ラウンド目は3金しかないので、この予算内でできるだけ戦闘力の高いものをピック。
その甲斐あって、戦争は2勝して6点を手に入れました。

しかし、1ラウンド目での戦争で、こちらの戦闘力がばれてしまったので、2ラウンド目以降は、隣のプレイヤーはこれよりも大きい戦闘力を並べさえすれば勝てるという事になります。

このまま第1ターンのユニットを並べていたんでは、私が戦争に負けるのは確実。
次のラウンドでは更に強いユニットをピックして金を払って配置する必要があります。
しかし、1ターン目のユニットに全財産を払ってしまったので、そんな余裕はありません。

しかも、経年カウンターを取り除くとVPが入るギミックを作ってしまったので、むげにユニットを除去する訳にも行かず、にっちもさっちも行けない状態になってしまいました。

ギャー

これはダメパターンにはまりかけている。
と気づいて、ユニットカードから眼を移し、建物カードを見てみると、戦争に勝てば更に加点できる建物が有るじゃありませんか。

その名も「兵舎」。
これを買えばいいのか。でもこれを買うには鉱石と木材が必要だ。
木材はどのユニットから産出するんかいなと見回すと、どうも、「木こり」が良いらしい。
そこそこ戦闘力もあるしね。

ということで自分のユニットカードを見てみると・・・、うーん、「木こり」はいない。
代わりに「鉱夫」がいる。鉱夫は当然、鉱石を産出するんだよね。
となると鉱石で建てられるのは、・・・「聖堂」か。

いや、「宝物庫」Lv2なら鉱石1でVP1もらえるんじゃん。
「宝物庫」には材木が必要じゃん。てことは、やっぱ木こり?
あ、この「行商」ってユニットカードは材木が算出できるんじゃん。オレ持ってるし。
という訳で。「宝物庫」ゲット!・・・あ、「兵舎」買うんだったっけ?・・・ま、まあいいや。

などとゲームは進みます。

1、2ラウンドとも、経年カウンターで稼ぎつつ、何とか戦争に勝てるように調整してプレー終了。
建物には特に手を伸ばさなかった。
だけど、建物はコンボで伸びる、あるいはコンボを作って伸ばす事が得意なので、後半の追い上げが期待できるから、中々侮れない。30分くらいで4ラウンド1ゲーム終了。

はやっ!

そんで2戦目。

今回は、初手のピックに「ワーム」が入っており、これはもう、「食糧ピック」しかないという、決め打ち環境に。
農夫や料理人、空中庭園とのコンボで食糧ガッポリ、お金もガッポリで優勝できた。
うはは。持ち主だしね。

このゲーム、ドラフトピックのスジが何本かあるようだ。スジは各種生産物に寄っていて、

まず1番目は「食糧ピック」
とにかく肉を出して、ファンガスからの空中庭園で、その後はワームでドカン!料理人でガッポリ!建物4つ!って感じの一直線プレー。隣でそんなのやってたら、ワームなんて絶対カットしちゃうけどね。

2番目として「初期木材ピック」木材ユニットと城下町からのオールマイティプレイ。
ピックをその場の状況で変えられるのが強み。

3番目はちょっとキツ目の「鉱石」ピック。誰もやらないなら行けるかもって感じ。
宝物庫からの聖堂とかがポイントかな。経年カウンタートリックで補完しつつプレーすると、渋さ満点。
このスジをピックするのか、カットするのか。

はたまた、あたらしいスジを発見するのか?
この辺が、このゲームの面白さですね。

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December 04, 2012

(GMT)MEDIEVAL

さて、続いてプレーしたのは、(GMT)メディバルでした。
このゲームは、13世紀のヨーロッパを舞台にしたマルチゲームです。
各プレーヤーは、ゲーム盤上の複数の国家の指導者となってプレーし、ゲーム中、できるだけ税収のあがる領地を獲得し、ゲーム終了時に占領している土地の税収ポイント合計が多いプレイヤーの勝ちとなるゲームです。

しかし、このゲームの終了の仕方が変わっています。
前にもHPで書きましたが、実はこのゲーム、ゲーム盤の東端からモンゴルが攻めてきます。
モンゴルカードは7枚あり、カードが引かれると強制的に使用されます。
モンゴルは地図盤と戦い、モンゴルが勝つと、地図盤自体を破壊します。
そうして、7枚のモンゴルカードがプレイされると、(ほぼ)このゲームは終了します。

このゲームの地図盤は、分割された19枚の地図盤が連結されて構成されており、モンゴルが勝つと、その度にゲーム盤が小さくなっていくのです。破壊された地図盤に、各プレイヤーが支配を確立した領土がいくつがあろうとも、それは永久にゲームから失われてしまうのです。
恐るべしモンゴリアン。

ゲームも3人でプレーしました。
ふなきさんは「ベネチア、スペイン、ハンガリー」
たんさんは「神聖ローマ帝国、ムラービト朝、ビザンチン帝国」
私は「イギリス、ルームセルジューク朝、ロシア」を担当しました。

このゲームの初期配置の際、自分の担当する国と隣接する国を自分は選ぶ事が出来ないという制限がありますので、自分の担当する国は自然と地図盤上に散らばることとなります。
領土が最大の神聖ローマ帝国、海軍力がずば抜けているベネチアは1人のプレイヤーによって担当することはできないのです。

また、勝利条件が盤上の国の支配をできるだけ行うこととほぼ同義なので、私は、東方、ヨーロッパ、アジアと担当家を分散させました。
この結果、フランスを誰も担当する事が無く、ヨーロッパの(主に私が担当するイギリスの)草刈り場となりました。

ゲームの序盤は地図盤は8枚程度しか連結しておらず「狭い」ヨーロッパでの陣取りが行われます。
その後、神聖ローマ帝国とムラービト朝を抱えるたんさんが積極的に地中海を開発する為、積極的に地図盤カードを開いていきます。

実は、この戦略が的中し、地中海世界が明らかになる(地図盤カードが連結していき)とともに、たんさんの担当する国家群も伸長していきます。
本来であれば、ロシアを抱える私も積極的に地図盤カードを引き、東方世界を明らかにしていくべきだったのですが、イギリスによるフランスの植民地化にかまけているうちに、東方世界の開拓をおろそかにしてしまいました。

このため、2回目のモンゴル侵攻が、最東端の地図盤がポーランド・ロシアを含む地図盤となってしまいました。通常なら、遥か東方の辺境地から、じわじわとモンゴルが進出してくる筈なのに、そうした地図版がオープンになっていなかった為、ヨーロッパに近接したこの地域に、いきなりモンゴルが出現する羽目になったのでした。

結果、奮闘むなしくヨーロッパは破れ、ワールシュタットの戦いが再現されてしまいました。
大きな税収を誇る強国ロシアは一領邦を残し、国力のほとんどを粉砕され、タタールに臣従する羽目になってしまいます。そんで、私の担当する勢力は、大きく税収ポイントを落とすことになりました。

この戦いの後、
「地図盤東方に勢力を伸張させても、モンゴルがきたら水の泡だ」
という雰囲気が各プレイヤー間に広がり、イギリスの独壇場だった植民地フランスに各プレイヤーの目が向けられる事になってしまいます。

そうしたことから、イギリス(私)は各プレイヤーからアクションカードの標的にされ、災害が起こったのをこれ幸いと、内乱カードや教皇に寄る破門をつぎつぎと受け、ヨーロッパでは活動ができないような重度の麻痺状態に陥ってしまいます。

こうした中、神聖ローマ帝国(たんさん)やビザンツ帝国(たんさん)は着々と地中海を攻略し、ラテン王国やサルジニア・コルシカ等を手中に収めます。これを快く思わないベネチア(ふなきさん)は、マムルーク朝エジプトを攻略。地中海支配を突き崩そうとします。

こうしたせめぎ合いのなか、ゲームは、いつの間にか最終場面に突入。
かなりの高率でモンゴルカードが残りのデッキに入っている事がわかってきたので、東方・アジア世界が色褪せて見える各陣営は、ここでさらに、フランス攻略を過熱させます。

スペイン(ふなきさん)が、神聖ローマ帝国(たんさん)が、次々にイギリス(私)植民地のフランスを攻撃。私も植民地民兵をかき集めるべく、大枚をはたいて対抗するも、連続の攻撃に国庫が底をつき、ついに神聖ローマ(たんさん)に打ち破られ、国力を大きく下げてしまうことに。

そして最終番にデッキからあらわれて、次々と襲いかかるモンゴル。
もはやここまでかと諦めかけるものの、ここで、キリスト教国全体を代表したふなきさんが、果敢に「騎士団カード」を使用し、ヨーロッパ世界の防衛をします。
結局、このカードが効果を上げ、モンゴルを次々と撃退。たんさん1位のままゲームが終了しました。
感想からいくと、結構面白かったです。

複数国を担当することで、各プレイヤーともどこかで何かをする事が出来ますし、各プレイヤーとも何に主眼を置くかで、選択肢が複数ありますから退屈しません。

アクションカードの教皇などを巧みに使い、意味の無い十字軍を開始して、お金をためて自国の防衛にいそしむとか、地図盤を積極的に開いてヨーロッパ周辺を開発するとか、アクションカードを使って直接他のプレーヤーを妨害するなど、ヒマになる事がありません。

確かに運の要素も大きく、競技用のゲームには向いていないかもしれませんが、そのかわり、十分に歴史フレーバーを満喫できます。エルサレム王国を建設してみたり、ラトビアやプロシアに騎士団領を設立して、ヨーロッパの防波堤を築いてみたり、はたまた神聖ローマ皇帝(フリードリヒ2世)を何度も破門にしてみたり、集金する為だけに十字軍を行ってみたり。

教皇の衣を借りて、集金をし、権威を振りかざし、同胞を区別し、小邦を争って戦乱に明け暮れるうち、自らの世界自体が危機にさらされていくという、13世紀の混沌をじっくりと味わう事が出来ます。

このような、まあ、ゲームの出来としてはなかなか面白い部類に入るゲームが、何故今までプレーされてこなかったかと言えば、これはもう、ひとえに、このゲームのコンポーネントに欠陥があるからです。

このゲームは、ゲームの内容物だけではプレイが非常に困難です。
プレーに足りないものを挙げると、各種アクションカードのカードサマリーシート、各プレイヤー用のコイン目隠し、君主用DRMマーカー、また、地図盤カードは2倍のサイズでカードボードにするべきですし、最初に選べない国家勢力カードにも何らかの目印が必要です。

あと、カルカソンヌのような50点までを表示できる得点盤も必要です。欲を言えば、地図盤カードの背面は、アクションカードとは別の柄にするべきでした。(柄つきスリーブに入れればいいかもしれません。)
また、支配マーカーもゲーム付属の物は全く使う気になれません。
十字軍表示用のマーカーには「防御時+2修正」の表示が必要でしたし、その他各種マーカーにも、効果やその状態を取り除くための条件などがリマインダー代わりに駒の裏表を使って表示されるべきでした。

今回のセッションでは、これらのうち、どうしても必要なものだけを自作してプレーしてみましたところ、まあまあの感触を得られました。
開始から終了まで、およそ4時間でした。たぶん次回以降は2時間でプレイが可能でしょう。

というわけで、
(GMT)メディバルは、良いものを持っているのに紐解かれないという、悲運のゲームなのでありました。

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December 03, 2012

(GMT)ROME:IMPERIUM

今度のAGNゲーム会はパパスの日にしていただいた。
だから、ゲームのチョイスは私に一任。
やった!というわけで、私のテーマは「自分の未プレイゲームの成仏」という事にしたのでした。

(GMT)ローマ:インペリウム

ROMEは3個1のゲームです。絶版です。ゲームデザインはライナー・クニツィア博士。
その昔、「古代ローマの新しいゲーム」という題名で14個1(!)のゲームがありました。
このうちからGMTが、3ゲームをチョイスしてパッケージしたものです。
この3個1ゲームのうち、「サーカスマキシマム」と「ハンニバルvsローマ」はプレーしたことがあったのですが、「インペリウム」だけは特殊カードを読むのが面倒で、プレーしていなかったのです。

インペリウムは地中海沿岸地域の8つのエリアに自分の影響力マーカーを置いていき、エリア1つづつに順番に巡ってくる決算を行う際に、そのエリアで一番影響力マーカーを置いている人から順に高い点数を得ていくというゲームです。

手札には8エリアそれぞれが記されたカードと特殊カードが3枚の合計11枚があります。
1回の手番で手札から3枚を選んで場に出し、カードに書かれた場所に影響力マーカーを1個ずつ置いていきます。これを全員同時に行っていきます。

プレイのコツは、各エリアにおいて、できるだけギリギリで単独1位になる事。
単独1位になれば一番多い点数をもらえますし、ボーナスもあります。
8か所のうち、今、どこにマーカーを置くか悩みどころのゲームです。

このゲームに彩りを添えるのが3種の特殊カードです。
特殊カード3種は、それぞれ
「マーカー2個置き(パンとサーカス)」
「カード後出し(水晶玉)」
「決算早送り(皇帝の耳)」の1枚ずつです。

これらのカードによって、ゲーム展開に「確実」が少なくなるようになっています。
特に全員が30点以上の最終番になると、特殊カードを含めた読み合いが熱いゲームになってきます。
なお、5人までがプレイ可能です。

さて今回は3人プレイで2回ほどプレーしました。
序盤の目先の点数にこだわるか、中盤の大きな点数を取りに行くか、
あるいは、最終番のエリア連鎖ボーナスに主眼を置くか、という手探りのプレイでしたが、
最終的には、エリア連鎖ボーナスを併用した「詰み」の形をいち早く捕まえた、ふなきさんが2連勝していました。流石です。

ルールは簡単で、プレー時間も短い(1ゲーム30分程度)ですが、
勝つことは難しく、参加人数によって戦略も異なる(だろう)という好ゲームでした。

ちなみに、14個1の「古代ローマの新しいゲーム(Neue Spiele im alten Rom)」は、日本のゲームズニューオーダーという会社が、今年の11月に再販したようです。ご興味のある方はお手に取られてみてはいかがでしょうか。

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