« 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》が禁止 | Main | 大聖堂 上・中・下 ケン・フォレット »

August 12, 2011

永遠の0(ゼロ) 百田尚樹

ずいぶん前に読んだものですが、感想を書かずじまいだったので書いてみることに。
表題の「0」とは、零戦のことです。
そして狂言回しの主人公が追いかける人物は自分のおじいちゃん。
おじいちゃんは第二次大戦で活躍した凄腕パイロットだったが、特攻で戦死している。

最初に掲げられる命題は、「特攻と自爆テロは同じか」である。
ずいぶん乱暴な命題だが、違いを明確に論じる必要のない命題ほど言い分けるのが困難であるという、代表的なもの。
まー、そんな命題とは裏腹に、時代を追ってわかりやすく話は進む。
真珠湾、ラバウル、ガダルカナル、マリアナ、鹿屋からの特攻・・・。
私はドラマを楽しんだ。家族持ちの自分の身の上を、パイロットに重ねて読み進んだ
いやー、泣けた。泣けて泣けて仕方がなかった。

これから読む方には、是非、車の中で「何故だ!何故なんだ!」と絶叫しつつ、涙をこらえずに読んで頂きたい。
泣いた後、不思議とすっきりする。


|

« 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》が禁止 | Main | 大聖堂 上・中・下 ケン・フォレット »

Comments

戦史が好きなわけでもない方から、とてもよい作品だと聞いていましたが、まだ買えていません。まだ500円なんだもの(笑。

Posted by: | August 15, 2011 at 12:06 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》が禁止 | Main | 大聖堂 上・中・下 ケン・フォレット »