« (サンスター)コーナーカッター かどまる3 | Main | (GMT)Twilight Struggle:VP »

July 12, 2009

Twlight Struggle:Without NATO

AGN例会で再びプレイする機会を得たので、記録します。

対戦は、このゲームがはじめてのS氏、USSR担当です。
私は、ゲーム3回目で、USを担当しました。
今回の対戦はなんと言っても、「ヨーロッパ」に尽きたと思います。

記憶が曖昧なところもあるのですが、とりあえず以下に記録らしきものを書いてみます。

1945年の第2次世界大戦終結を経て、世界はUS及びUSSRによる冷戦に突入した。
USをはじめとする自由主義陣営は、戦後ヨーロッパの面的な復興を意図せず、アジア・中東も含めた主要国に対する個別の支援を行うことを企図し、(つまり、「マーシャルプラン」カードのイベント発動による除去を嫌って、ポイントで使用し)自由主義陣営の版図拡大を行う方針を推し進めた。

これに対し、USSRはヨーロッパにおける共産化を主眼に次々と行っていった。
まずは、欧州各国における「社会党政権」の成立に注力したのち、絶妙のタイミングで「スエズ危機」が勃発。潔癖なUS対応に、欧州各国での支持を失う中、特にフランスがUS主導の戦後を嫌い、「ドゴールによるフランス」が成立。

さらに、不安定なイタリア政権においては戦後初期の中道連合体制から、圧倒的な共産党政権が成立。ここに欧州の面的な共産化が鮮明となった。

ここにおいて、東欧にはもはや地歩の余地がないとあきらめたUSは、コメコンの成立を事実上容認。(つまり、USからカードを使用して、カードの除去に努めた。)
加えてUS陣営は、欧州の緊張度をあげる事で西欧のパッケージ化を企画。ワルシャワ条約機構の成立を誘引(これにより、マーシャルプラン無しでのNATO成立を期待)し、これを容認した。

その後、USSRは、デフコンの上昇につとめ、ヨーロッパの緊張を緩和。合法的な共産主義政権の成立に努め、オーストリア、ユーゴスラビアなどの支配に成功する。

マシンガンでなぎ払われるようにヨーロッパで後退する自由主義陣営。(USSRによる数珠繋ぎの支配確立で、高効率で影響力の排除が延々と続く。) これを受けてUSは、イタリアでのクーデターなどを頻発させ、ヨーロッパでの緊張を引き起こし(デフコン下降によるUSSRによるクーデター・影響度排除の禁止)、何とか地歩を得ようとするが、なかなか支持を伸ばすことが出来ない。(既に西欧主要国には分厚いUSSR影響度が配置されていたし、自ら行ったデフコン低下により、影響度配置でUSは倍のコストを支払わなければならなくなっていた。)

そして、これを決定的にしたのが1960年代後半におこった出来事だった。
それは、「国連の介入」による「NATO」条約の無効化である。
(これによって、NATOカードはゲーム終盤まで捨て札山の中に埋もれ、残ターン数の関係もあり、ゲームに登場しない可能性が高くなった。つーか、NATO成立に介入する国連って、どんな国連だよ。)

NATOの無い世界。それは、欧州が真っ赤な世界である。
低地諸国までが共産主義政権を確立。ヨーロッパで唯一の自由主義陣営であるイギリスも、中道政権との連立に傾いていく。

これ以後、USはヨーロッパでのコントロールを決定的に失い、(USはヨーロッパのバトルグラウンドをすべて失い、ヨーロッパのスコアリングカードによる得点計算が発生するとサドンデス負けとなる状況に。毎ターンのカードドローに戦々恐々とすることになる。)

しかし、運命の女神はあわれなUS陣営に微笑む。イタリアで久々の中道左翼連立政権が誕生した直後に、(USの膨大なOPを消費しての影響力配置による中立化)ヨーロッパスコアリングカードプレイがおこり(つまり、USがカードをドローできた!!)、USは虎口を脱した。

その後、1980年代には「ヨハネ・パウロ2世法王就任」に影響を受けたポーランドや、チェコスロバキア、東ドイツなどで自由主義政権が台頭しては、もぐら叩きの要領で排除される展開となった。(最終ターンのヨーロッパスコアリングによる自動的勝利を回避するために、USは必死の抵抗。東ドイツでは「ベルリンの壁崩壊」イベントによってUS影響度が配置されるものの、そもそも、戦後一貫して赤いヨーロッパにおいて、壁が崩壊することに、こんな影響があったのだろうかと、疑問に思う事しばし。うーん、長期一党支配による汚職か?)

しかしながら、これに対応し続けるUSSR陣営も流石に疲弊。(カードバランスがUSに傾き有効なイベントが起こせない。)「グラスノスチ」による情報公開(ゲーム上は汚職追放か?)を白鳥の歌として、最終ターン最終ラウンド1コ前に、「チェルノブイリ原発事故」が起こってしまう。
これを受けて、USは、ヨーロッパでのUSSR影響力配置を禁止。なけなしの力でイタリアを再び中立化。自動的勝利を回避させ、ゲームは終了した。

とまあ、こんな感じです。結果的には、宇宙開発とアジアでの覇権でリードを獲ったUSが勝ちましたが、USSRのヨーロッパ戦略には目から鱗でした。対応を誤ると、終盤までなかなか厄介です。

今回は、たっぷり6時間かけて遊びました。最終ターンまでプレイできてサイコーにしあわせっす。
対戦してくれたS氏には感謝です。また、プレーしましょう。

核戦争の無い世界は、こんなにも美しい。
とりあえずはこんなところで。

Chernobyl_2

今回の対戦では、このカードが、実質的なNATOの代替となった。


|

« (サンスター)コーナーカッター かどまる3 | Main | (GMT)Twilight Struggle:VP »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« (サンスター)コーナーカッター かどまる3 | Main | (GMT)Twilight Struggle:VP »