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July 31, 2009

Deluxe Edition Rules が公開されています!

標記が公開されていますね。

こちら

・カラー化
・12.0 THE CHINESE CIVIL WAR VARIANT(中国内戦バリアントルール)追加
・A Late War Scenario for Twilight Struggle(ショートシナリオ)追加
・Extended Example of Playの差し替え

が大きく変わった点ですね。

ただいま、Extended Example of Playをウキウキしながら読んでいます。
発売日はいつなのか。(買うのか?オレ・・・)

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July 28, 2009

US陣営が記憶しておくと便利なこと

ソロプレイなんかをしてて、ぜーんぶ自分で仕切ってるのに、時々(てか、しょちゅう)
「あー、そうだった、このカードがあったんだった。忘れてた。」
ということがあって、がくんとソロプレイ継続意欲が落ちちゃうことがあるので、
カンペを作ってみた。以下カンペ。

EARLY WARの時、US陣営は、こんなカードを覚えておくべし。

影響力の配置について、がっかりしないために
「ルーマニア王の退位」が出る前のルーマニアに配置すると、がっかりする。
「フィデルカストロ」が出る前に、キューバに配置すると、がっかりする。
 
「ベルリン封鎖」が出るまでは3opカードを持ってないと、西ドイツでがっかりする。
 
どうせ東欧に配置するなら、「ワルシャワ条約機構」が出てからのほうがベター。
「ナセル」が出る前のエジプト。出たら半分無駄になる。

「ド・ゴール」に対してフランスの備え
「スエズ危機」に対してフランスの備え

※ドゴールもスエズも3op・イベント除去のカードだから、この辺が立て続けに出てくると、
 USSRはヨーロッパスコアリングを持っているか、もしくはサドンデスを狙ってきているか
 という方針が透けて見えてくる。 → これは、大事なポイントかも。

「朝鮮戦争」に対して、日本、台湾の支配で有利に。

※USSRがアジアスコアリングカードをもっているなら、
 南アジア固めか、「ベトナムの蜂起」あたりを使ってくるだろうから、これを見て
 どうせなら、支配しておく手もありか?でも、支配までいくと結構opを食うんだよね。
 この戦争は除去イベントなのでイベント解決後やスコアリング後は意味が希薄になるし。
 これはちょっと後回しかな。

「印パ戦争」に対して、アフガン、イランの支配で有利に。

※アフガンはともかくイランは死活問題。中東とアジアの今後の影響度配置を考えると、
 イランの支配まで行かなくとも、影響力残存確保はゲーム序盤の最優先課題かも。

「中東戦争」に対して、ヨルダン、レバノン、シリア、エジプトの支配

※MWの「イスラム革命」を考えると、レバノンがベストかな。
 でもクーデターに弱いから、慎重に行かないといけないかも。
 レバノンに3op使うなら、いっそイスラエルに回しといたほうが便利かも。
 「スエズ」対策にもなるし。

MID WAR 5ターン以降は一息つけるよ。
「イスラム革命」が出る前の、リビヤ、シリア、ヨルダン、スーダンに配置すると、がっかりする。
(イラン、イラク、エジプト、サウジアラビアはOPECに関連してるからなあ。)

「OPEC」が出る前に、湾岸諸国、ヴェネズエラの支配を防ぐとうれしい。
※イラン、イラク、エジプト、サウジアラビアはイスラム革命で排除の可能性有り。
 とはいえ、置かないわけにも・・・

「ポルトガル帝国の崩壊」に対して、アンゴラに+1、東南アフリカに+1の備え
※アフリカスコアリングで対抗されないためにも、打っておきたい手です。

「サルバドール・アジェンデ」に対してチリに+2の備え
「南アフリカ共和国での不穏」に対して南アフリカに+1の備え
「ヴィリー・ブラント」に対して西ドイツに+1の備え

「進歩のための同盟」が出る前の、メキシコ、キューバ、パナマ、ベネズエラ、
                     ブラジル、チリ、アルゼンチン 
                     が支配できると超うれしい。
※USSRにさっくり捨て札されると、涙が止まらないけれど。

「サダト大統領」に対して+1しとけば支配確定
※でも、エジプトは、ガチの戦場だからな

LATE WAR ガツーンとポーランドあたりでかましましょう!

「オルテガ」が出たらニカラグアに置いても良い。
「海兵隊宿舎への爆弾テロ」が出たらレバノンに置いても良い。
「イラン人質事件」が出たらイランに置いても良い。
※イランゲート事件だ!

「レーガンによるリビア爆撃」に対するUSSR影響力の排除

「鉄の女」に対してアルゼンチンに+1の備え

こんなもんかな。

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July 23, 2009

(GMT)Twilight Struggle:FAQ1

こんばんは。パパスです。
ここまできての、いまさら感はまったく拭えないんですが、GMTのHPにあるFAQを読んでいます。
結構発見があって驚きです。

驚き1.「キューバ危機」っていうカードは、カードの内容が分かりづらくてなかなかイベントで使う気が起きなかったんですが、FAQを読んでたら、「あ、そういうカードなの!」という発見があったので、メモしときます。

使い方:例えば、USが「キューバ危機」イベントを出すと、カードの効果が発動。デフコンが2になる+USSRはクーデター禁止(非BG国含む・やったら即負け)という効果が得られるそうな。
次のUSSRラウンドで、キューバを-2してカードの効果をキャンセルしない限り、USSRはクーデター禁止。
もちろん、その次のラウンドで、USがデフコンをこのままにして、BG国でクーデター起こしても、デフコンが1になっちゃうから、負け。

また、その後のラウンドにおいて、どっちかが「私はいかにして・・・」とかイベントプレイしたら、デフコン2は自由にに動く。(下げると負けるけど。)
だけど、カードの効果をキャンセルしない限り、このターン中は(キューバを-2しない限り)ずっとUSSRはクーデター禁止。

そっかー。なんか、デフコンもずっと2なのかと思ってて、ぜんぜん使えなかった。

驚き2.
「泥沼」と「ベアトラップ」の効果は、カードに記されたダイス目が出るまで、なーんもできなくなるという、イヤなカードなのですが、
FAQには「この効果はターンを持ち越す。ただし次のターンのヘッドラインは除く」って書いてあります。

ふうん。

・・・ええぇぇ!じ、じゃあ、キッツイ相手カードを最終ラウンドで屠るためにペロっと使うっつーのも、考えモンだって事ですね。

驚き3.
これは、FAQじゃなくて、ルールブックをよく読んでたら発見したことなんですけど、

地域の支配状態「ドミネーション」には、非BG国(ベージュ国)の支配が必要だが、
地域の支配状態「コントロール」は、非BG国の支配は必要ない。
(ただし、地域内での支配マーカー数で勝っている必要がある。)

そっか。

え、ちょっとまて。
ということは、BG国を全部とられても、非BG国で対抗できるってことか。
そうなのか。うーん、これは大きいな。
最終ターン前の影響力排除とか燃えそうだ。

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July 16, 2009

(GMT)Twilight Struggle:VP

この間、本ゲームを最終ターンまでプレイしました。
プレイして思ったのですが、やはりプレイしながら現在の状況を把握したほうが、ゲームの焦点が絞れて楽しいなぁということに気づきました。

このゲームにはスコアリングカードがあって、これがプレイされると、その時点でのVPが得点されていく仕組みで、ゲームの勝敗が決まっていきます。
このゲームは、プレイ途中でのサドンデス終了の可能性も高いので、「今、スコアリングカードがプレイされたら、一体何点入るのか」を常に把握しておいた方が良いと感じました。

私の意見は、「暗算の国・日本」では少数意見かもしれませんが、カードのやりくりしてる合間に、次々に変わる現在の得点を把握し続けるのは、私には結構大変でした。

また、ゲーム終了時には、全世界のVP精算があるため、「勝つためには、あと何点足りないか?(あるいはリードしてるか?)」を是非とも把握しながら「ツメ」のプレイをしないといけなくなってくるので、ただでさえ小さな私の脳味噌は、オーバーヒート気味になってしまいます。

スコアリングの可能性があるのは以下の7地域。
ヨーロッパ・中東・アジア・東南アジア・アフリカ・中米・南米
このうち、東南アジアはアジアの入れ子になっているので、ちょっと複雑になっています。
これに、各地域のバトルグラウンド国支配と超大国隣接国支配の+1VPが加算されます。
ボード上には各国の影響度配置状況を表示していますので、地域の状況を知らせるコンポーネントにはなっていません。そこで、やっぱり、マップとは別に、スコアリングシートみたいなものがあったらいいなぁと思いました。

というわけで、Board Game Geekなんかを除いてみると…、あるじゃないですか、計算シートが!これを使ってみると、あっという間に計算できて便利!
ドミネーション判定も簡単だし。プレゼンスが一気にコントロールになる(VP激増)判定も容易。フィンランドなんかの超大国隣接+1を逃す心配もないし。良いことずくめ!

ただまあ、…便利だけども、自動計算という要素は、一部ブラックボックス化するので、ルールがキチンと頭に入ってないと、「なんで?」ということになってしまうので、要注意ですね。あと、例会にはパソコンを持っていかないといけなくなるから、ちょっと荷物が重くなってしまうかな。
でも、いいなぁ。これ。絶対ゲームが楽しくなりそう。

あと、気がついたのは、カードの効果によっては「このカードがプレイされたら残りのゲームの間ずっと効力を発揮する」というものがあって、ゲームにはリマインダー用にチットが入っているんだけれども、これが小さくて、リマインダー代わりにならなかった。

そのカードが使用されたかどうかは分かるんだけれども、そのカードの効果が何だったのかまでは、慣れるまでは思い出しにくい。
例えば、EARLY WARの時に効果を発動していて、この効果をLATE WARになってから、打ち消すカードが出たりするんだけれども、これがスッキリしない場合が多い。

「あれ、このカードの効果って、発動してましたっけ?…マーカー、無いなぁ…。」
「いやー、マーカーは出し忘れてないと思うけど…、これはオペレーションで使ったんじゃなかったかな?」
「そうだっけ?じゃ、一応除去札を確認しましょう。」
「そうしましょう。」

といった事があるので、思い切って、もっと大きなリマインダーを作ったほうが良いかも知れない。例えば吹き出し型のスタンドマーカーとか。アサガオの鉢植えに差す札みたいな感じの。どうかなぁ。返って邪魔かなぁ。
でも、「台湾決議案」カードの1VPってUSにとっては貴重なんだよね。あと、終盤の「鉄の女」による「社会党政権」のキャンセルとか。

これは、自作かな?

The_iron_lady

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July 12, 2009

Twlight Struggle:Without NATO

AGN例会で再びプレイする機会を得たので、記録します。

対戦は、このゲームがはじめてのS氏、USSR担当です。
私は、ゲーム3回目で、USを担当しました。
今回の対戦はなんと言っても、「ヨーロッパ」に尽きたと思います。

記憶が曖昧なところもあるのですが、とりあえず以下に記録らしきものを書いてみます。

1945年の第2次世界大戦終結を経て、世界はUS及びUSSRによる冷戦に突入した。
USをはじめとする自由主義陣営は、戦後ヨーロッパの面的な復興を意図せず、アジア・中東も含めた主要国に対する個別の支援を行うことを企図し、(つまり、「マーシャルプラン」カードのイベント発動による除去を嫌って、ポイントで使用し)自由主義陣営の版図拡大を行う方針を推し進めた。

これに対し、USSRはヨーロッパにおける共産化を主眼に次々と行っていった。
まずは、欧州各国における「社会党政権」の成立に注力したのち、絶妙のタイミングで「スエズ危機」が勃発。潔癖なUS対応に、欧州各国での支持を失う中、特にフランスがUS主導の戦後を嫌い、「ドゴールによるフランス」が成立。

さらに、不安定なイタリア政権においては戦後初期の中道連合体制から、圧倒的な共産党政権が成立。ここに欧州の面的な共産化が鮮明となった。

ここにおいて、東欧にはもはや地歩の余地がないとあきらめたUSは、コメコンの成立を事実上容認。(つまり、USからカードを使用して、カードの除去に努めた。)
加えてUS陣営は、欧州の緊張度をあげる事で西欧のパッケージ化を企画。ワルシャワ条約機構の成立を誘引(これにより、マーシャルプラン無しでのNATO成立を期待)し、これを容認した。

その後、USSRは、デフコンの上昇につとめ、ヨーロッパの緊張を緩和。合法的な共産主義政権の成立に努め、オーストリア、ユーゴスラビアなどの支配に成功する。

マシンガンでなぎ払われるようにヨーロッパで後退する自由主義陣営。(USSRによる数珠繋ぎの支配確立で、高効率で影響力の排除が延々と続く。) これを受けてUSは、イタリアでのクーデターなどを頻発させ、ヨーロッパでの緊張を引き起こし(デフコン下降によるUSSRによるクーデター・影響度排除の禁止)、何とか地歩を得ようとするが、なかなか支持を伸ばすことが出来ない。(既に西欧主要国には分厚いUSSR影響度が配置されていたし、自ら行ったデフコン低下により、影響度配置でUSは倍のコストを支払わなければならなくなっていた。)

そして、これを決定的にしたのが1960年代後半におこった出来事だった。
それは、「国連の介入」による「NATO」条約の無効化である。
(これによって、NATOカードはゲーム終盤まで捨て札山の中に埋もれ、残ターン数の関係もあり、ゲームに登場しない可能性が高くなった。つーか、NATO成立に介入する国連って、どんな国連だよ。)

NATOの無い世界。それは、欧州が真っ赤な世界である。
低地諸国までが共産主義政権を確立。ヨーロッパで唯一の自由主義陣営であるイギリスも、中道政権との連立に傾いていく。

これ以後、USはヨーロッパでのコントロールを決定的に失い、(USはヨーロッパのバトルグラウンドをすべて失い、ヨーロッパのスコアリングカードによる得点計算が発生するとサドンデス負けとなる状況に。毎ターンのカードドローに戦々恐々とすることになる。)

しかし、運命の女神はあわれなUS陣営に微笑む。イタリアで久々の中道左翼連立政権が誕生した直後に、(USの膨大なOPを消費しての影響力配置による中立化)ヨーロッパスコアリングカードプレイがおこり(つまり、USがカードをドローできた!!)、USは虎口を脱した。

その後、1980年代には「ヨハネ・パウロ2世法王就任」に影響を受けたポーランドや、チェコスロバキア、東ドイツなどで自由主義政権が台頭しては、もぐら叩きの要領で排除される展開となった。(最終ターンのヨーロッパスコアリングによる自動的勝利を回避するために、USは必死の抵抗。東ドイツでは「ベルリンの壁崩壊」イベントによってUS影響度が配置されるものの、そもそも、戦後一貫して赤いヨーロッパにおいて、壁が崩壊することに、こんな影響があったのだろうかと、疑問に思う事しばし。うーん、長期一党支配による汚職か?)

しかしながら、これに対応し続けるUSSR陣営も流石に疲弊。(カードバランスがUSに傾き有効なイベントが起こせない。)「グラスノスチ」による情報公開(ゲーム上は汚職追放か?)を白鳥の歌として、最終ターン最終ラウンド1コ前に、「チェルノブイリ原発事故」が起こってしまう。
これを受けて、USは、ヨーロッパでのUSSR影響力配置を禁止。なけなしの力でイタリアを再び中立化。自動的勝利を回避させ、ゲームは終了した。

とまあ、こんな感じです。結果的には、宇宙開発とアジアでの覇権でリードを獲ったUSが勝ちましたが、USSRのヨーロッパ戦略には目から鱗でした。対応を誤ると、終盤までなかなか厄介です。

今回は、たっぷり6時間かけて遊びました。最終ターンまでプレイできてサイコーにしあわせっす。
対戦してくれたS氏には感謝です。また、プレーしましょう。

核戦争の無い世界は、こんなにも美しい。
とりあえずはこんなところで。

Chernobyl_2

今回の対戦では、このカードが、実質的なNATOの代替となった。


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