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May 30, 2009

(幻冬社)DOMEMO

休日は、実家に行って3世代で過ごすことも多い。
週1くらいでお邪魔することも多いので、今日みたいな雨の肌寒い日は、屋内で過ごすことになる。

3世代のうち、昭和の世代は、屋内で過ごす方法を心得ているので、そんなに問題はないけれど、平成の世代は、退屈で、どうしても体をもてあましてしまうようです。
この結果として、平成の世代の傍若無人ぶりに、昭和の世代が振り回されるといった展開も多々あるため、事態を収拾するべく、3世代で同時に楽しめるボードゲームを提案することが、昨今のわたしの仕事になりつつあります。

というわけで今日試してみたのが、標記のゲーム。

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作者はその名も高きアレックス・ランドルフ。
「いったい何処からそんなことを考え付くのか、まったく予想できない」、いうならば天才の彼。
「TWIXT」や「Worm Up!」など、見事というより他はありません。
見たこともないコンポーネント、独創的な遊び感、このゲームもまた、そんなゲームの一つです。

このゲームのコンポーネントは、1と書かれたタイルが1枚、2が2枚、3が3枚というように7まで書かれてあるタイル28枚を使うという割と地味目なものです。まず、タイルを総て裏向きにし、数字が見えないようにして、そこから何枚かを選び、誰も見ないようにしてゲームから除外します。そのあと、タイルのうち何枚かを(参加人数にあわせて)全員に数字が見えるように、表向きにして場にさらします。そのあと、残ったタイルは参加人数に均等に配って・・・、

自分に配られたタイルは、自分だけは見ることができないように、数字の書かれた面を他のプレーヤーに向けて、立てておきます。(・・・このルールがすごいですよね。こーゆーことを、どうやったら思いつくのか、彼に聞いてみたかった。)

それで、各プレーヤーの持っているタイルと、場のタイルから、自分のタイルに書かれた数字をあてっこしていく。というゲームです。

ルールは簡単で、ゲームをやろうと提案してから、プレイまで間をおかずに出来て、平成の世代もダレにくいし、コンポーネントは地味なので、昭和の世代は「うむ?このゲーム真面目にやらんとイカンな。」と気合を入れさせてくれるし、平成の世代には、コンポーネントの派手さに目奪われて、いつまでたっても、ゲームの主題に思い至れないという弊害(カードゲームに多い)もなく、ちょうど良いカンジでした。

1ゲームが終わるとすぐ、「もう一回やろう!」と誰からともなく声が出て、3世代6人(孫と祖父母はチームを組んで)4チームで、3ゲームも楽しむことが出来ました。大成功でした!

良いゲームです。

アレックス、良いゲームを本当にありがとう。あなたは永遠だ。

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May 25, 2009

(AH) Civilization

このゲーム、好きだなぁ。
ほんとに好き。

好きポイントの一つに商品カードの交換がありますね。
プレイヤーの手元には、「革」とか「鉄」とか「塩」とかの商品カードがあるわけですが、これを、貿易ラウンドに、他のプレイヤーとの交渉によって、自分に有利に持っていくんですよ。
具体的には、同じ種類のカードを集めていくんですけど、(「革」は1枚では価値が1しかないけど、3枚集めると価値は9になるんですよ。) この「同種を集めていく」という、SLGファンにアリがちな蒐集欲をビミョーに刺激しつつ、

加えて、アナログゲームの醍醐味というかなんと言うか、アナログって言うより、コミュニケーションゲームの真骨頂って言うか、交渉相手のプレイヤーが「何を狙って」いて、「どんなパーソナリティ」なのかを理解すればするほど
ゲームを有利に進めることが出来るという仕組みでして、ここには普遍的な、いわゆる、常勝パターンって言うのは生まれにくいわけでして、

これは良いですね。

たまに、自分の声が小さすぎて、どんどんハブにされちゃうっていうパターンも生まれますけど、それでも、どんな人の交渉材料でも、何時いかなるときも「魅力的でない」ちゅうのは、有り得ない訳でして、しっかり勝利条件をにらんでいれば、ここにハナの利くプレーヤーからのおいしい交渉材料は、いつかは必ず巡ってくるってのはあるわけでして、

もしも、今回の面子が「自分と会わない」なぁって思っても、そこは自分をちょいと変えれば良いわけで、それはあんまり難しくないでしょう。

相手のプレイヤーが「何を狙って」いて、次は「どんなテ」で来るかを考えるのは、ボードゲームの面白いところで、相手によって、また状況によって、必勝パターンは限られないっていうわけですね。
(だからゲームなんでしょ?)

そういえばこないだ、AGNで「ドミニオン」というゲームをプレイしました。
なかなかに面白い多人数プレイのカードゲームで、「サンファン」とかプレイしたことがある方なら、すぐにでもプレイできそうなゲームです。
全員同じ条件のカードを使って、場のカードを買って、自分のデッキを作って、タイミングを見計らって(もちろん一番自分が有利なときに)、ゲームを終了させるというゲームです。

どんなゲームかというと、実はこのゲーム、他のプレーヤーとの「直接」の交渉がないゲームです。
そう書いてしまうと、自分のアイデア(デッキの構築方法や内容)が他のプレーヤーのそれより、優れているかどうかを競うゲームという、多人数ソロゲーム(っていうか、そりゃ早解きパズル。)を思い浮かべますけどね。

この点は早い段階で、サークルのメンバーからも指摘がされましたね。
「基本、早抜けゲームか?」とか「他のプレーヤーのプレイに絡みにくい(邪魔できん!)」とか。

というわけで、自分はなんとかこのゲームで他のプレーヤーと対話を試みるべく、敢えて場の空気とも言える「必勝パターンの手筋」を踏まないKYプレーを試みてみました。
場のカードに「魔女」がいたので、コレを積極的に導入し、他のプレーヤーに「呪い」をかけまくるプレーを思いつきました。

まずは、「礼拝所」を場に出ている分を買い占めて、みんなの呪いが解けなくなったころ、「魔女」を導入。
みんなに呪いをかけまくって呪いカードがなくなった頃、
おもむろにデッキを「礼拝所」カードで圧縮、「魔女」と「礼拝所カード」を大量に廃棄。
そのころにはまともにプレイしているプレーヤーによって「村」とか「祝祭」とかが売り切れてるでしょうから、
合間を見て「銅貨」カードで「屋敷」をチョコっと買って置いて勝利したい!という、「悪の領主プレー」です。

これをおこなったところ、途中でコレに気づかれてしまいまして、
みんな、礼拝所を買い入れ、早々に礼拝所が底をつきまして、負けました。
(まあ、普通そうなるよね。)

でも僕は、満足。
やっぱり「他のプレーヤー」と絡まないと、簡単に勝てないじゃないの。
(僕みたいなKYプレーヤーも対応しないと勝てないし。)

このゲームはパズルじゃない。
ってことが分かったような気がしたからです。
他のプレーヤーの「思惑」(デッキ)がある程度読める仕組みがゲームにしっかり組まれているので

これは「良いゲーム」ということになったからです。
何度もプレイするうち、8時間位はぶっ続けでプレイしました。

しかし、カードゲームのカードって凝った意匠になりましたね。
昔はこんな感じだったんですけど。いまだともっと凝った感じになるんでしょうね。

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僕はコレはコレで好きですけどね。

(BGM) Sting : Shape of My Heart

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May 17, 2009

(AH) Kingmaker

いくら休日だからといって、まとまった時間が取れない日は、
自宅のゲーム棚から、あれこれ取り出しては眺める
というようなことをして過ごす。

物足りなさや、プレイへの欲求は減ることはないけど、
それでも、ゲームを所有している満足感ぐらいは味わうことが出来る。

というわけで本日は、標記を眺め回したり、ルールを読んだりしました。
記念に、(意味はないけど)カードの画像をアップしてみたり。

というのも、このゲームを購入したのは、タクテクス4号「悲劇の王冠」の記事を読んで
このカードが気に入ったからだったようなことを思い出したからです。

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May 13, 2009

(GMT) Twilight Struggle 3

ソロプレイのメモです。

スコアリングカードを持つと、ついつい
「太らせてから食べるのだ!」
とばかりについつい後回しにしてしまうわたし。

ところが、そこは、受け持っている陣営と、カードのめぐり合わせと、
盤上の様子をじっくり眺めないと、
自陣営サドンデス負けへの近道となってしまうことに気が付いたりした。

ソビエト陣営で、欧州、アジアどちらかでドミネーションが確定しているような段階では
じっくり太らせてからスコアリングするのも良いかもしれないが、
アメリカ陣営で、欧州はかろうじてイーブンだけど、そのほかは心細い。
なんて時にはさっさとアジアのスコアリングカードを使ってしまわないと、大変なことになります。

スコアリングは、中東はそれほどVP差が付きそうにないけど、
イランのUS影響力を排除されると、アジアで挽回できないし、
トルコもぼやぼやしてると、中東で取り返しが付かなくなるし、
イタリア、フランス、フィンランドで対応を誤るとヨーロッパが危ないと。

そうなると追いつけない可能性が大きいので、
ここも、序盤は要チェックですよ。
ゲームを壊さないためにも押さえておきたいものです。

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May 09, 2009

(GMT) Twilight Struggle 2

このゲームにちょっと前から夢中です。
最近ちょっと無いくらい、ハマっています。

Nato


CMJ69号の近藤さんの手になる記事は必読。
持ってない方には、なんのことやらチンプンカンプンだけど、
持ってる人が読むとオトク感満載の記事ですね。

ソロプレイでも結構楽しいです。
このゲームは、自分の手札に敵陣営カードが来ると、
(例外はあるけど、)嫌でもコレを使っていかなくちゃいけない。
使いたくないんだけど、使わないといけない。
だもんだから、8枚のカードを各陣営に配り終わった後、
各陣営ごとに、敵のイヴェントをどうやって軽症に持っていくかを思案。

ヘッドラインにこのカードを使って、宇宙開発競争にこのカード。
このカードはホールドと、一応の役割を目処つけてから、
それでもって、コレは早めに使っとくか?

と思いきや、相手の出方で方針転換を迫られる。
あれこれしたいんだけど、状況に足を引っ張られてなかなか出来ない。

コレを一人でやってもなかなかに味があって、やめられない。

この間プレーしたときは、中東戦争が勃発したあと、イスラエルが赤化。
ベトナム蜂起から始まった東南アジア情勢もソビエト寄りに推移。
タイが赤化して、中東とアジアがほぼ真っ赤に染まる序盤となり、

「これは、どんな世界なのか」
と想像を逞しくしてしまった。

今度はどんな展開になるのか、ボードを広げるたびに
手元のカードを眺めるたびにドキドキしてしまう。

面白いゲームだなぁ。
CDSなのに、ソロも面白いなんて。スゴイ。

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